大学編入に興味を持ったけど、メリット・デメリットがないか気になるという方が多いと思います。
私は実際に編入試験を受けて大学編入をしたので、その実体験を元に考えてみたいと思います。
【大学編入を考えてる方は必見】大学編入とは?試験は難しいの?
大学編入のメリットとは?
私が実際に編入してみて感じたメリットは下記です。
- 学びたいことを学べる環境に身を置ける
- 高度な教育を受けることができる
- 編入仲間ができる
- 新しい環境で視野が広がる
- 良い学歴が手に入る
順番に解説していきます。
学びたいことを学べる環境に身を置ける
編入の最大のメリットはこの、学びたいことを学べる環境に身を置ける点だと思います。
編入の動機は人それぞれあると思いますが、「現状ではできないことをできるようにする」ために編入する、と思います。
それはどんなデメリットも跳ね返すメリットだと思います。(デメリットを話す前に…笑)
高度な教育を受けることができる
編入先の大学は国公立だったので、2年まで在籍していた大学よりもとても高度な教育でした。
学生も意識が高い人が多いのでとても刺激になりました。(その代わり授業に追いつくのは大変でしたが笑)
編入仲間ができる
編入して良かったと思える点で欠かせないのがこれです。
実は編入組は普通の大学入試で入学した学生と友達になる機会が少ないです。
ゼミで一緒の人とは仲良くなれますが、同じ授業を受けるくらいでしたらお互いに仲良くなる意識がなければ難しいかなと思います。
(サークルに入っても良いですが編入生はなかなか忙しいので両立が大変だと思います。無理ではありませんが。)
私は運が良く、同じ学部に編入仲間がいたのでそこで友達ができました。今でも連絡を取って会う仲です!
ただ、ハナから友達が出来ない!と思って入学しても楽しくないので、できるだけ歩み寄って仲良くしましょう!その方が楽しいですよ!!
私は積極的に編入仲間の集まりや、一般入学で入った子の集まりに顔を出すようにしていました。
新しい環境で視野が広がる
新しい環境に身を置くと、そういう考え方や意識もあるんだ〜という発見が多々あります。
私の場合は、授業寝ずに聞いてる人がこんなにいるんだ〜!というレベルの低いものでしたが笑
もちろんそれだけではないですよ!
編入すると学年が下の子と一緒に授業を受けることが多くなるのですが、自分より下なのにきちんと自分の考えを持っているんだな〜ということもありましたし、みんなこんなに本を読んでいるんだ!とびっくりしたこともあります。
良い学歴が手に入る
やはり外せないメリットの一つがこちらです。
社会に出る際に学歴は必ず見られます。(ただし、入ったあとはそこまで見られないなとは思います)
就職面接で履歴書は必要ですよね。もちろん学歴が絶対!というわけではありませんが、一生ついて回ります。
もし学歴コンプレックスがあるのであれば、編入を検討しても良いかもしれません。
大学編入のデメリットとは?
私が編入して少しデメリットに感じたのは下記です。
- 友達を作りづらい
- 学年が違う人たちと授業を受けることが多い
- 今まで在籍していた大学でとった単位が減る
- 大学1、2年で遊んでいられない
- 大学3、4年が忙しくなる
- 就職面接の際に必ず聞かれる
こちらもそれぞれ解説してみます。
友達を作りづらい
メリットの部分で少し書いたのですが、編入生が友達を作る場は限られています。
主に同じゼミ、同じ学科の人としか接点がないので、そこで作るしかないです。
一般入学の学生だったら同じ時期に友達を作るため、お互いに仲良くなりたい意識があるので仲良くなりやすいでしょうし、サークルに入ったり、新入生歓迎会などのイベントに参加するだけでも多くの人と知り合う機会があります。
それに比べると編入生は友達を作るのが少し難しく感じました。
学年が違う人たちと授業を受けることが多い
3年次編入すると単位を改めて取る必要があります。
必修の単位があるのでそれを取ると基本的な概念を学ぶ講義で、学年が下の人達をメインの対象としていることが多いため、学年が下の人と受ける必要があります。
大人数の講義だと特に気になりませんが、少人数だと少し気まずい思いをするかもしれません。
私は積極的に話しかけて仲良くしてもらっていたので、そこまで気まずい思いをすることはありませんでした。
今まで在籍していた大学で取った単位が減る
結構つらかったのがこれです。
編入すると、前の大学で取った単位を編入後の大学での単位に振り替えてもらえるのですが、その上限が60単位くらいだったと記憶しています。
1年で50単位取れるので、2年で100単位取っても、それが60単位になってしまうのでまた単位の取り直しになります。
だからと言って最小限の単位を取ってしまうと振り替えの出来ない単位もあるのでさらに少なくなってしまうこともありますし、万が一試験に落ちた際にも大変な思いをすることになります。
せっかく大学に行っているのであれば、可能な限り講義は受けて単位を取った方が有意義な時間が過ごせると思います。
また、もし全く違う学部へ編入した場合には振り替えられる単位がもう少し少なくなってしまう可能性があります。
それは募集要項等に記載されているはずなのでよく読んでおきましょう。
大学1、2年で遊んでいられない
これは受験勉強と、在籍している大学の単位のためですね。
編入試験に向けた勉強だけをすれば良いわけではありません。在籍している大学の成績を見られる場合がありますし、編入後の単位振り替えの際に成績の悪いものは振り替えてくれない可能性があります。
なので在籍している大学の勉強も頑張る必要があります。
私はサークルに所属していたので、結構忙しく感じていましたが、勉強と遊びの両立は可能です。ただ、周りの子と勉強へのモチベーションが違うことが多いので、いかに自分の気持ちを持ち上げられるかが大事ですね。
大学3、4年が忙しくなる
編入後、新しい大学に慣れるのはやはり時間がかかります。新しく単位を取り直す必要がありますし、新たな分野の勉強をする必要もあります。
気づけば就職活動も始まり、あっという間に卒論を書き始めないといけない時期になるほど忙しい思い出があります。
とても充実していましたが、今日は1限しかない!と言っている同級生を尻目に、5限まで受けないといけないということがザラにあります。
もし、3、4年で遊ぶことを期待していたら編入は難しいでしょう。
就職面接の際に必ず聞かれる
私はそこまで気にしませんでしたが、気になる方がいるだろうと思って記載したのがこちらです。
就職面接で学歴をチェックする会社だと必ずと言っていいほど編入について聞かれます。
どうして編入しようと思ったのか、なぜその大学だったのか、なんの勉強をしていたのか、あたりがよく聞かれます。
むしろ聞かれないと話さなくて大丈夫?と思ってしまいます笑
ただ、そんなに難しい質問ではないと思います。というのも、編入試験では面接があるところが多いので、その時の志望動機を言えば良いだけなんですね。
肌感ですが編入していた過去があるからといって落とされたりすることはまずないと思います。
必ず聞かれますが、会社側は興味本位という感じがしました。
また、聞かれる内容も編入試験の面接で聞かれるようなことなので特に心配する必要はないかなと思います。
最後に:メリットデメリットは確実にあります。どちらを取るか選ぶ権利はあなたにあります。
いかがでしたか?
大学編入のメリットデメリットは確実にありますが、私は編入して良かったと思っています。
もし編入しなければ会えない友人もいましたし、胸を張って就活をすることも出来なかったように思います。
もしなにか不安なことや聞きたいことがあったらぜひコメントください!
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