「初めて開業届けを出そうと思っているけど、なにか持っていくものがある?」
「税務署で開業届けを書こうと思っているけど、なにを考えておけば良い?」
そんな疑問にお答えします。
この記事を読むと、下記がわかります。
- 開業届を出すときに必要なもの
- 開業届を書くときに考えること
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開業届を出すときに必要なもの
開業届けは税務署に行き、「開業届を出したいんですが・・」と告げると紙を用意してもらえます。
近くの税務署の場所は国税庁のサイトから検索することができますよ。
もらった紙に情報を書き込めば良いのですが、その際に必要なものは下記です。
- マイナンバーカード(通知カード)
- 写真付き身分証明証
- 印鑑
詳しく解説します。
マイナンバーカード(通知カード)
開業届の書類にマイナンバーを記載する必要があります。
マイナンバーの通知カードは一人一枚送られているはずです。
もし、紛失してしまった!という方は再発行ができるので、早めに手続きをしましょう。
再発行の手続きは市区町村役場で可能です。
その際は、本人確認書類(運転免許証・パスポート・保険証など)と再発行手数料 500円(自治体によって金額が異なる場合があります)が必要になります。
写真付き身分証明証
写真付き身分証明証は運転免許証、パスポートなどです。
本人確認のために必要なので持っていきましょう。
印鑑
開業届の名前欄に印鑑を押す必要があります。
上記3点があれば税務署に行って、書類に記載することができます。
開業届を書くときに考えること
開業届を書くときに少し迷った部分がありました。
事前に考えておくと良いことは下記です。
- 職業欄
- 屋号欄
- 開業、廃業日等欄
- 開業、廃業に伴う届出書の提出の有無欄
- 給与等の支払の状況欄
詳しく解説します。
職業欄
その名の通り職業を書けば良いのですが、正直どう書けば良いのか悩みました。
例えば複数の業種をしようと思っている場合は複数書けば良いのか、メインを書けば良いのかという具合です。
結論から書くと、確定申告の際に職業欄をしっかり書けば良いのでなんでも良いし、複数書いても良い、です。
開業届の職業欄には、
これから事業を始めると思っているもの全て書いても良いですし、
メインを一つ書いても良いとのことだったので、
私はメインを一つ書きました。
日本標準職業分類から選んで書くと良いそうです。
ただ、ここに載ってない職業もあるので、その際は自分の思う内容を書けば良いです。
「これはどういう職業だろか??」と思われたら連絡がくるのでその際に説明できればOKです。
屋号欄
屋号とは個人事業の名前のことです。
例えば写真館を作るのであれば「フォトスタジオ◯◯」みたいなものです。
ちなみにここは空欄でも構いません。
私はめちゃくちゃ悩みそうだったので空欄にしました。
開業、廃業日等欄
開業日は事業を開始した日になります。
この日付は自分で好きな日を設定することができます。
ちなみに開業届は事業を開始して1ヶ月以内、青色申告申請書は2ヶ月以内に出さないといけないので注意が必要です。
開業、廃業に伴う届出書の提出の有無欄
「青色申告承認申請書」又は「青色申告の取りやめ届出書」の有無、
消費税に関する「課税事業者選択届出書」又は「事業廃止届出書」の有無を聞かれます。
「青色申告承認申請書」又は「青色申告の取りやめ届出書」の有無は、
開業して2ヶ月以内でしたら青色申告承認申請書を出した方が良いので「有」に丸をします。
消費税に関する「課税事業者選択届出書」又は「事業廃止届出書」の有無は、
受け取る消費税の額が支払い額より少ない場合、課税事業者選択届出書を出した方が節税になるそうです。
が、基本的に「無」に丸で良いです。
給与等の支払の状況欄
人や家族を雇って給与を支払う場合には記載が必要です。
雇わずに外注する場合は、その他の参考事項欄に「外注にて」と書けば良いと教えてもらいました。
最後に:必要なものと考えるものを事前に準備して行けばOK!わからなければ教えてもらえます
いかがでしたか?
開業届提出に必要なものと考えておくと良いことを事前に準備して行けば、すぐに開業届出すことができます。
↓必要なもの
- マイナンバーカード(通知カード)
- 写真付き身分証明証
- 印鑑
↓考えておくと良いこと
- 職業欄
- 屋号欄
- 開業、廃業日等欄
- 開業、廃業に伴う届出書の提出の有無欄
- 給与等の支払の状況欄
わからないことがあれば役員の方に聞けば教えてもらえるので、
そこまで気負わずに税務署へ行けば良いと思います!
以上、あっきー(@aki_spaceA)でした!
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